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顎関節症

顎関節症はさまざまな原因で起こる

口を閉じる際に「耳の前あたりからこきっと音がする」「起きたときに顎がだるい」「口が開きにくい」などの症状がある方はいらっしゃいませんか?
それはもしかしたら顎関節症かもしれません。

顎関節症は顎関節周りに起こる症状の総称で、原因となる部位も骨や筋肉などさまざまです。

原因が特定しにくいことも多いため、治療には長い時間がかかることもありますが、歯科医院で治療を行うことができます。
顎関節症の症状にお悩みの方は当院にご相談ください。

目次

こんなお悩みありませんか?

  • 顎からこきっという音がする
  • 口の開閉時に痛みがある
  • 朝起きると顎がだるい

顎関節症について

顎関節症とは

顎関節症とは顎関節とその周辺の筋肉、靭帯などの異常によって痛みや運動の障害などが起こる疾患です。
顎関節症にはさまざまな原因が関連していると考えられていて、原因の特定が難しいことから「多因子疾患」として位置づけられています。

最近では痛みなどの症状が現れても7割近くの方が1年以内に治癒することが多いという研究結果が出ています。
一時的に物が噛みにくくなったり、痛みが出る場合は、早めに医師の治療を受けることが大切です。

顎関節症のタイプ

●咀嚼筋の障害

顎関節周りの筋肉の障害によって顎関節症の症状が起こるものです。
顎の開け閉めは複数の筋肉によって行われます。
中でも大きな働きをするのが、えらの辺りにある咬筋と、こめかみの辺りにある側頭筋です。
この筋肉がこってしまうと、顎関節周りに緊張痛みが生じます。
この咀嚼筋の障害を主とした顎関節症は、いわゆる筋肉痛の状態だと考えると良いでしょう。
そのため筋肉をきちんと休ませると骨自体に影響がおよぶことなく治癒に導くことが可能です。

●靭帯による障害

下顎は上顎に筋肉と靭帯でぶら下がっている状態のため、靭帯に問題が起こると顎関節症の症状が起こります。
例えば無理な動きをしたり、硬いものを噛んだりすると関節靭帯は捻挫のような状態になります。
足や腕に起こることと全く同じような状態です。
そのためこの靭帯による顎関節の症状は安静にすると次第に治癒します。

●骨自体の異常

関節円板がずれることによって下顎頭と上顎骨が接し、下顎頭に炎症が起こると口が開かなくなります。
また、関節リウマチなどの全身疾患が原因で顎関節にも影響がおよぶことがあります。
この状態は口が開かない、強い痛みがあるなどの状態を引き起こしやすく、外科処置の適応となることもあります。


顎関節症の症状

痛み

●口の開閉時に痛む

口の開閉時に痛みを生じるものです。
痛む部位は筋肉、骨などが考えられます。

●常に痛む

症状が進むと普段から痛みがある状態になることがあります。
そのような場合は、細菌性の感染を起こしている可能性があるので注意が必要です。

●肩や首などまで痛む

常に筋肉が緊張した状態になると首や肩まで痛みを感じるようになる方もいらっしゃいます。
頭痛耳が詰まったような感覚目の奥の痛みとして訴える患者様も少なくありません。

●顎がだるい

夜中に歯ぎしり食いしばりなどを行っていると強い負担が顎関節付近にかかり、朝に顎のだるさとして現れることもあります。
また顎関節症があることで違和感があり、夜間に歯ぎしりや食いしばりをしてしまうという相互的な影響の可能性もあります。

開口障害

●指が縦に3本入らない

顎関節症の開口障害の判断基準は、指が3本縦に入るかどうかです。
その時の開口の幅は4cm程度といわれています。
口が開かない場合は何らかの異常があると考えます。
口の開けない原因は、筋肉、骨、靭帯の可能性も考えられます。
また骨が癒着してしまったというケースもあります。

●徐々に開かなくなる

顎関節症の開口障害は、徐々に開かなくなる場合と突然開かなくなる場合があります。
突然開かなくなるのは関節円板が前方に転位したまま戻らなくなるためです。

関節雑音

●こきっという音がする

こきっという音は関節円板が前方に転位していて、口を閉じる際に引っかかるために起こるものです。
顎の開閉時に音がするからといって顎関節症があるとはいえませんが、この音はとても気がつきやすく違和感を感じるため、歯科医院にかかる方も多くいらっしゃいます。

●しゃりしゃりという音がする

また関節円板が動いている場合は、こきっという音がしますが、完全に関節円板が戻らなくなり上顎骨と下顎頭が触れ合ってしまうとしゃりしゃりという音に変わります。
このような状態になると骨に炎症が起こり、全く口が開かなくなるなどの開口障害につながる可能性があります。


当院での顎関節症に対する
アプローチ

本を読んだり、勉強するとき、テレビ見るときに肘をついていませんか?
成長途中で常に片側の肘をついていると、左右非対称のお顔になりやすく、顎に痛みが起こる場合があります。

子どもの場合

●お子様にも顎関節症は起こります

大人だけでなく、お子様にも顎関節症は起こります。
こきっという音や痛みなどで気がつくケースが多いです。

●痛みの区別がつきにくい

成長発育の成長過程で痛むことがありますが、永久歯が下から乳歯を押している痛みに区別がつかないことも多いです。
しばらく様子を見て、変化がないようでしたらご相談ください。

●けがの後は注意が必要

顎関節症は、けがの後に発症することも多いです。
けがをして頬を強打し、顎関節の痛みや音が大きくなった場合は必ず経過観察が必要ですので、早めにご来院ください。

●マウスピースなどで治療を行います

顎関節症だと診断された場合は、マウスピースなどで治療を行います。
もし誘引となっている癖がある場合は、癖をなくせるように指導いたします。

乳歯と永久歯の混合の場合

●成長時の痛み

下顎骨は身長が伸びる(足の骨などの成長)と同じようなタイミングで成長します。
そのため同時期に痛みが出ることがあります。
成長が緩やかになっても痛みが続くようであればご相談ください。

●歯の交換期

歯の交換期は、無意識に歯の高さを調節しようとする機能が働き、歯ぎしりや食いしばりをするお子様がいらっしゃいます。
歯ぎしりや食いしばりは顎関節に負担がかかるため、顎関節症になってしまうお子様もいらっしゃいます。

●頬のマッサージ、マウスピース作成

頬のマッサージは顎関節症の治療に昔から取り入れられてきました。
お子様の状態に応じて治療方法を選択します。

大人の場合

●噛み合わせの改善

噛み合わせの悪さから起こる歯ぎしり食いしばりは、顎関節症を悪化させる可能性があります。
噛み合わせを改善し、夜間に無意識に行ってしまう歯ぎしりや食いしばりを起こらないようにします。

●日常生活での改善

日常生活で癖になっているものは、なかなかご自身では気づきにくいものです。
張り紙ストップウォッチなどを活用し、癖の改善をお願いする場合もあります。
また、顎関節症はストレスから悪化することも多くあります。
ストレスの原因を取り除き、健康的な日常生活を送れるようにしましょう。

●頬のマッサージ、マウスピース作製

お子様と同じで、頬のマッサージは顎関節症の治療に昔から取り入れられてきました。
不可逆的な治療をするよりマッサージなどで様子を見た方が良いケースも多くあります。

●経過観察

急性の顎関節症は安静にしていれば治癒の方向に向かうことも多くあります。
治療をすることもありますが、状態によっては経過観察を行うケースもあります。


よくある質問

こきっという音がします。
顎関節症でしょうか?

音だけでは顎関節症と判断はできませんが、要注意の状態であることは確かです。
一度当院にご相談ください。

顎関節症の治療は長くかかりますか?

個人差がありますので、経過観察が必要です。

子供にも顎の痛みが起こることがありますか?

お子様にも起こることがあります。
爪噛みや鉛筆噛み、机に肘をついたりしていると、顎関節に痛みが起こることがあります。
当院はお子様の顎関節症の治療も行っています。
一度ご相談ください。

マウスピースを作ってもらえますか?

症状に応じて必要と診断されれば、マウスピースが作ることができます。

自宅ではどのような予防を
行えばいいですか?

まず口腔内に問題があればその部分の治療を行います。
ご自宅ではストレスをためない、お風呂に浸かりながら耳の前をマッサージするなどの方法をおすすめしています。

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著者 Writer

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岡 琢弓
資格:日本小児歯科学会専門医、日本障害者歯科学会認定医

患者様へひとこと:
お子様のお口の健康維持は、ご家族の管理なしでは成り立ちません。
ご家族と一緒に、子ども達を健康に育てるために、私達は少しでも貢献できれば幸いだと思っております。
どうぞお気軽にご来院下さい。

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当院では座間市の公的な歯科健診に対応しています。

3ヶ月から半年に一度の定期検診を行うという考え方はかなり一般に広がってきましたが、まだそのようなかかりつけ歯科医を持てない患者様もいらっしゃいます。

歯科医院にかかりたいと考えている方は、市の助成を受けた当院の歯科相談をお受けください。

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当院の小児歯科では、「子供たちのお口の健康は家族みんなで守っていこう」を方針とし、診療を行っています。

小児専用の治療スペースやプレイルーム、診療後にガチャガチャなど回してもらうなど、お子様がより良い気持ちで通っていだたけるように設備面でもさまざまな工夫をしています。

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歯並びが悪いと「審美面」「機能面」「清掃面」という3つの方向からのリスクが考えられるため、矯正治療が重要になります。

お子様の矯正治療は「1期治療」「2期治療」の2段階で行い、大人の矯正治療は2期治療になります。

かみやすい、清掃しやすい歯でより健康な生活を送れるようお手伝いします。

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当院の口腔外科では「親知らず」「顎関節症」「舌小帯などの付着異常」「口腔内の外傷」について治療を行っています。
その他、舌や粘膜についてのご相談も可能です。

また、外科処置は事前に説明の時間をいただきます。
具体的には全身疾患の状態や、お薬の確認、術式、治療後の注意点、予約のとり方、ご心配なことの相談を行います。

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当院では 子供から大人、親になっても継続して通える「地域のかかりつけ歯科」として、皆様のお口の健康をしっかりとサポートします。

0歳~12歳頃までは小児歯科、永久歯列が完成した中学生以降は一般歯科で治療を行っています。

小児歯科と一般歯科ではよりスムーズに行えるように診療室が分かれています。

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