preventive dentistry

乳児からシニアの患者さままで

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歯は一生使えるものではありません。

現在歯の平均寿命はおよそ65年と言われ、人の平均寿命を考えれば、多くの方が寿命までに何本かの歯を失うことになります。では歯を失う原因は何でしょう?多くの原因を占めるのは虫歯と歯周病です。特に歯周病は、サイレント・ディシーズ(静かな病気)と言われ、成人の80%前後が罹っているにもかかわらず、自分がそうだとわかっている人は意外に少ないようです。

気になっていてもなかなか受診できなかったり、忙しくてついつい先延ばしにしてしまうという方も多いため、当クリニックでは、小児歯科・一般歯科ともに年2回おハガキをお送りしています。

将来の自分の歯を1本でも多く守り、美しく健康的な歯を維持するために、歯科定期検診をスタートしましょう。

乳幼児歯科検診

乳児期

赤ちゃんの健康と保つ ためにも、栄養を摂取するお口の働きはとても大切です。母乳期から離乳期を経て、普通食へと移行する際の、食べる機能の習得は、成長を見守るご家族の一番の心配事です。私たち小児歯科医は子ども達の食べる機能(摂食機能)の発達を応援しています。この時期からの定期検診を受診されることをお薦めします。

幼児期(乳歯列期)

お口の中にきれいに並んだ小さな乳歯。この歯の働きは永久歯に換わるまでの間、とても重要な役割を果たします。私たち小児歯科専門医は、子ども達の大切な乳歯を守り、健全な永久歯までの道案内を引き受けます。お口についての心配ごとは何でも定期検診でお気軽にご相談下さい。

小児咬合誘導

歯並びの悪さは、審美的な問題だけではありません。健康を維持するために、よく咬んで食べることが大切です。そのためには正しい歯の咬み合わせと、歯並び、そしてそれを取り巻く筋肉などお口全体のバランスを考えることが必要です。早めにチェックすることで咬み合わせを誘導することが可能です。ものを食べることからしゃべり方まで、日常気付かない小さな異常が大きな問題を生じることもあります。咬合誘導とは、「子どもの噛み合わせを育てていく」という考え方です。異常ある場合は、なるべく早い時期からかみ合わせを整えていきます。

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PMTC

「PMTC」とは、「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略で、PMTCとは毎日の歯磨きだけでは取り除けない汚れや歯垢を、歯科医院で専門家が取り除く治療です。むし歯や歯周病の原因となるバイオフィルムの除去が可能で、表面をツルツルに磨くことで歯垢がつきにくくなり、むし歯や歯周病の予防になります。専門家が超音波スケーラーなどの専用器具を用いて、ホームケアが行き届かない部分の歯垢・歯石を除去し、研磨して仕上げます。

親と子の歯ならびクリニック