小児歯科から一般歯科へ
当クリニックには、小児歯科から一般歯科へと移行した「元子ども」の患者さまがたくさん通っています。子どもから大人、親になっても継続して通える「地域のかかりつけ歯科」として、皆様のお口の健康をしっかりとサポートしていきます。0歳から12歳頃までは小児歯科で、永久歯列が完成した中学生以降は一般歯科で治療を行っています。小児歯科と一般歯科は診療室が分かれています。
子育て中の保護者の方へ
小さな子供を連れて歯科医院には行きづらい、、と感じているお母さまやお父さまは、多くいらっしゃるのではないでしょうか。子育て中は色々忙しい時期ではありますが、なぜ一緒の受診をおすすめするかというと、お子さまのためにも保護者がお口の状態をチェックをしておく必要があるからです。お子さまが将来「虫歯が多くなるか・歯周病になりやすくなるか」は、乳児時代に一緒に生活する大人のお口の中の細菌の状態によるのです(詳しくは下記へ)。当クリニックでは、お子さんと同時に保護者の方も診療を受けられるよう様々な工夫をしておりますので、是非ご相談ください。
保護者の治療中、子どもがぐずってしまった時はどうしたらよいですか?
お子さまが待っていられるよう、スタッフがお手伝いしますので、遠慮なくお声かけください。
保護者の方のお口の健康が必要な理由
生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいません。虫歯菌は、赤ちゃんのそばにいるお母さまやお父さま、身近な大人からうつるのです。食器や、コップやお箸などの共有や、大人が噛んだものを与えたりすることなどが原因です(これを虫歯菌の母子感染といいます)。大切なのは、一緒に生活をしている身近な大人が、まずはお口の状態を良好にし虫歯や歯周病にならないことです。お子さんの歯の健康は、ご家族の日頃の意識が大切です。お母さんも普段からきちんとした治療やケアを行っていくことで、お子さんの意識づけをしていきましょう。
母子感染はいつから起こりますか?
乳歯が生えてくる6か月の時期からです。この時期に虫歯菌がうつらなければその後も虫歯になりにくいといわれています。お母さまやお父さまはこの時期はとくに注意するようにしましょう。
シニアの方のお口のケア
歯ぐきから血が出る、歯が揺れるなどのトラブルは、時として心筋梗塞や脳梗塞につながる場合もあります。当クリニックでは、口腔外科や補綴科などの専門医が、シニアの方の口腔ケアも丁寧に行っていきます。
口腔ケアは具体的にどのようなことをしますか?
歯科医や歯科衛生士により、歯石・細菌・汚れを除去し、口腔機能の維持と回復のための食生活の改善指導などをおこないます。歯ブラシやフロスなどを使ってご自宅でも口腔内を清潔に保てるようより専門的なアドバイスをいたします。